【なな】ブルーティッシュドッグを組み立てからウェザリングまで!【むせた】 を更新しました!

【超簡易】自作撮影ブース問題が一瞬で解決してしまった件

加速度的に増えるスペースデブリ。

ゆーいち(@ucu1k2)です、大惨事です。

基本リビングのテーブルの上で作業しているのですが夫婦そろって極めてものぐさなので油断するとすぐに机の上にモノが乗っかりっぱなしになります。

大の大人でも目を背ける凄惨な現場です。二人でテーブル使って別々の作業中とはいえ、ほぼ放送事故に近い状態になっています。

で、記事を書くには経緯を撮影していく必要があるのですが、それらを片付けて撮影ブースを設置するのが心底めんどくさい。


ウチにはAmazonで購入した60cmと40cmサイズの折り畳み撮影ブースがあるのですが、ちょっとしたものを撮影するためにいちいち片付けて設営して撮影となると、もうそこでモチベーションがプッツリ。

作業中の写真は↑な感じで作業シートの上でさっと撮ればいいと思いますが、ランナーの紹介とか作業中の仮組や小物を見せたい時など、

「撮影ブースをわざわざ設営するほどではないが、作業台や周辺が写り込まないようにしたい」

という場面があるのです。

リビングとは別の階に趣味部屋があるのでそちらに撮影ブースを常設すればいいんですが、

なな

ここから動きたくないでござる!
ここを片付けたくないでござる!

ゆーいち

という訳でチョー簡単に設営出来て機能充分な撮影ブースを考える事となりました。

僕らの味方、100円ショップ。

条件としては

  • 即設営、即片付け
  • 30cm程度の撮影スペース
  • かさばらない(収納場所に困らない)
  • 安価

その他色々煮詰めていくと、

  • 簡単な物を撮影するだけなら仰々しいライティングはいらない。
  • 室内照明の直下にスマホ撮りで十分(画像編集ソフトでガンマ補正すればOK)
  • むしろ卓上ライトでもいいのでは。
  • 究極の所、背景紙さえあればいい。

イメージとしてはタオルハンガーの上辺に洗濯ばさみでもつけて背景紙を垂らせばオッケーだと思っていました。

MEMO
後で検索したら、すでに同じ事を実行している人がいました。 参考 撮影ブースは簡単に自作できる!背景紙やライトを使って売れる商品写真に!mysimasima

もう一つ気になっていたのが背景紙/背景布の折り目問題です。
撮影ブースについてきたものやオカダヤ(服飾屋)で買ってきた背景布、これらは丸めてあるものもありますが、折りたたまれているとなかなかシワが取れなかったりします。
丸めてから次に展開した時、クセがついて直らないというのも困ります。

以上を踏まえて百均でモノを見繕って購入してきました。

いいサイズのタオルハンガーがなかったので、仕方なく壁に取り付ける棚受け用の30cm鉄材を購入。
接続パーツを使って先ほどのタオルハンガーのようにコの字型に組み、

適当に接地用の足を付け、携帯用ゲーム機の保護ケースやバスマットなどに使われるスポンジシートことEVAシートを垂らすように張り付けて撮影した所、まず十分な効果が得られました。やったぞ。

EVAシート自体に滑り止め効果があるためツルツルしたテーブルの上でも滑りません。自然な湾曲を保ったままです。
これが紙や布だとどうしても滑ってしまいがちで滑り止めの必要があるなぁ、と考えていましたがここは想定通りでした。

オッカムの剃刀とキャバクラの話。

しかし、

  • 枠が金属の柱なので重い
  • なら、木材や塩ビのパイプで作ればいい
  • 木材に蝶番つければコンパクトにたためそう
  • でもそんな大層なものが必要だろうか。そこまでするなら既存の40cmブースでいいのでは。

とか考えながらEVAシートを丸めたり広げたりして気づいたのです。

ゆーいち

これでええやん。

このblogは急遽購入したノートパソコンで書いているのですが、もう、これで撮れます。
ノーパソじゃなくても、必要なものはある程度背の高い背後の重し(スプレー缶とか箱とか)とEVAシート1枚(ダイソーで100円)。
スペースは30cm×50cmでコンパクト、EVA素材のため滑らずきちんと湾曲が出せる。ほぼ片付けする事無く世紀末シティのような荒廃した背景を隠す事ができ、記事を書いていて撮り逃しがあってもすぐに設置出来て(重要!)片付けも楽。
シートは適当に棚の隙間に挟んでおけるし丸めても復元する。何より安い。

無駄なものをオッカムの剃刀で削ぎ落していった結果、真理に辿り着いたという事にしておいてください。

War Hammerフィギュアをパチリ。もちろんきちんと撮影するためにはライトが2~3灯が必要でしょう。でも小物を手早く撮りたい場合はこれで十分でした。

iPhoneSEで撮影。こういう場合は前からライトが欲しいですね。
トレーシングペーパー巻いて光をやわらげたLEDランプ1灯と、レフ板(反射板)代わりの白いプラ板を左右に立てるだけで全然違ったのですが、そのランプとレフ板準備するのもめんどくさいでござる星人ズなので。

気合を入れて撮影する時は撮影ボックスを使いますが、ただでさえ作業を中断する撮影はキャバクラで羽目を外した後のトイレ後ぐらいテンションが下がったりするので、EVAシート最強論に辿り着きました。
手元に置いておけば動かなくていいしね~。

MEMO
キャバクラとかでトイレから戻った後に、やたら嬢がベタベタしてくるのはトイレで冷静になった客のテンション巻き直しのためだそうですよ。

作業中の写真撮影でいちいちブース使うのめんどくさい…という人はぜひ試してみてください。100円ですしね。