2/2「Windowsで8bitdo zero2を使ってクリスタ用左手デバイスにする方法」をアップしました

リアリティのあるフィギュア肌塗装のやり方(習作)

褐色肌大好きゆーいち(ucu1k2)です!

今回は「動脈・静脈を組み込んだ肌塗装」を試してみます。
ただ肌をベタ塗りしてシャドウを入れるだけではなく、「肌の赤味(動脈)のムラと静脈を見せる肌塗装」を目指してみたいと思います。

今回の習作です。右肩→左肩→首回り→胴体で少しずつ調色を変えながら試してみました。

まずは技法を試してみよう

まず、練習用に買い込んできたハロプラを使って試してみます。
美少女フィギュアフレッシュセットのキャロットオレンジとペールオレンジ、静脈表現用にコピックマーカー(ライトグレー)とガンダムマーカー(グレー)、動脈表現にモンザレッドを用意しました。

工程としては

  1. 下地肌色を塗る
  2. ペンで静脈を書き込む(下写真はグレーのガンダムマーカー使用)
    グレーですが結構濃かったです…。
  3. 動脈をエアブラシでまだらに吹き付ける
  4. 上から薄く肌色で塗り重ねる

実際の所は2で書いた静脈が4でなかなか消えなかったため、

  1. 下地肌色を塗る
  2. ペンで静脈を書き込む
  3. 静脈が薄くなるまで上から薄く肌色で塗り重ねる
  4. 動脈をエアブラシでまだらに吹き付ける
  5. 上から薄く肌色で塗り重ねる

と、一工程多くなっています。
昔からあるやり方のようですがいざ自分でやるとなると試行錯誤になりました。
作業時間の2/3ぐらいはエアブラシの洗浄作業だったような気がします。

この技法、ほぼほぼ色のチョイスがリアリティを決めるようなので試行錯誤していかないといけないですね。
というかハロはロボットなので静脈とか書き込んでみてもいまいち実感がわかないという…w

実際の人体では脂肪が黄色、その上にピンク色の真皮、その上に珈琲色の表皮を重ねると表皮と真皮が透けて肌色に見えるようですが塗装でこれを表現するのは難しいです。
念のために橙黄色の下地にクリアピンク→クリアブラウンを吹いてみましたがただの黄色がかったこげ茶の肌になりました…。

また、わざと肌のムラを出すように肌の赤味をまだらに吹くのがどうも自分には難しかったので、逆に赤味を真皮層で覆い隠す方法を取ることにしました。

静脈って何色?

人体模型などで青色で描かれている事が多い静脈ですが、当然の事ながら静脈色は青色ではなく暗赤色です。
更に手の甲を写真に撮って色抽出ツールで見てみるとRGB値は灰色を指します。
つまり青色に見えるのは周囲の肌色との差による目の錯覚(錯視・色陰現象)なんですね。
ですので今回はそれに倣って静脈を青ではなく灰色(ウォームグレイ)で書いてみました。

青色ペンでも書いて試してみましたが肌色で青線を消すのは結構難儀します。

また静脈の場所は適当にググって人体血管図を見るのもいいですが、ボディビルダーの画像を引っ張ってきて浮いた血管(浮いているのは静脈)を見るのが一番早いです。

フィギュアライズバストフミナで試してみる

フミナの肩から腕パーツです。
灰色サフの上からモンザレッドをしっかり吹き、その上からコーラルピンクを砂吹きしてペンで静脈を書き込みました。
静脈はコピックモデラーの細ペン(0.02mm)を使用しています。

この上から表皮に当たる肌色(キャラクターフレッシュ)を薄く吹いていきます。
方向としては「肌の赤身(動脈)のムラと静脈を見せる肌塗装」なので、エアブラシの希釈は多少シャバシャバ気味にして全体の調子を見ながら吹き重ねています。

写真だとまだマシに見えますが実物は血色の悪いゾンビみたいな肌になっています。
どうもモンザレッドの赤の濃さが原因のようです。
更に上からエアブラシを吹いて少し修正するとそこそこリアルな肌色になりましたが、今回塗るのはアニメキャラクターでこのまま塗っても不自然になるのは見えていますのでアニメキャラらしく見えるように修正していきます。

肌下地をピンク気味に、表皮をオレンジ色に振っています。
肌の赤味はサフレスピンクを吹きなおして作っています。

今回は作業時間を優先して飛ばしましたが、砂吹きして肌が荒い部分が出てきてしまうのでここらへんは#2000ぐらいのヤスリでこすって慣らす必要がありますね。
表皮の肌色を吹きすぎると静脈や赤味が消えてしまったりするのでまた描き直したり吹き付けたりしないといけません。

もっとムラっぽい(動脈がまだらに浮き出た)肌色にするなら、ヤタ式塗装(レンジフィルター塗装)で吹いてみるのもいいかもしれません。まだまだ試行錯誤が必要ですね。

今回のテストで肌の塗り方は把握できたので後は試しながらフィギュアライズバストフミナを塗っていこうと思います!


静脈を書き込むために使用したコピックマーカーです。なぞって線を太くしたり、指で線の終端をこすってグラデーションかけて馴染ませるのも自在です。

 

今回使用した「美少女フィギュアフレッシュセット」です!
下地と表皮が2セット入っています。一見すると肌色が濃いように思えたんですが実際吹くと良く馴染みます。

 

エンディングVer.もいいですがコンパチで楽しめるノーマルVer.もプレイバリュー高いですよね。エンディングVer.よりも安いですし。