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宇宙世紀年表が覚えられない妻のために解説してみた(一年戦争編)

ラストシューティング

一年戦争の事になると早口になっちゃうおじさん、ゆーいち(@ucu1k2)です。

今回は、なかなか宇宙世紀年表が覚えられないと嘆く妻のために宇宙世紀の流れを時系列で振り返ります。
とは言っても放映から40年の年月が積み重ねてきた膨大な歴史と後付けがあるのでポイントになる部分とうんちくをかいつまんで説明します。

今回は一年戦争までを解説します。他の時代を知りたい人は下記のリンクからどうぞ。

Zガンダム宇宙世紀年表が覚えられない妻のために解説してみた(0083~ZZ編)ラストシューティング宇宙世紀年表が覚えられない妻のために解説してみた(逆シャア~NT編)鉄仮面宇宙世紀年表が覚えられない妻のために解説してみた(ハサウェイ~V以降編)
U.C.0000
ラプラス事変
U.C.0079.9
機動戦士ガンダム
U.C.0079.10
機動戦士ガンダム 第08MS小隊
U.C.0079.12
機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争
U.C.0080
一年戦争終結

このエントリーは各作品のあらすじ、一部ネタバレを含みます。ご注意ください。

宇宙世紀 (Universal Century)

  • ガンダム世界の年号。U.C.と略される。
  • 転じて宇宙世紀暦を使用している作品(群)を指す(「宇宙世紀もの」など)
  • いつ「西暦」から切り替わったかは現在では明記されない

宇宙世紀 0001.01.01 「ラプラス事件」【ガンダムUC】

衛星軌道上にある宇宙ステーション「地球連邦首相官邸『ラプラス』」で、西暦から宇宙世紀への改暦記念セレモニー中に爆破テロが発生。

ポイント!

  • 初代首相リカルド・マーセナス以下関係者全員が死亡し、改暦後に発表されるはずだった宇宙世紀憲章(の石板)は、テロ実行犯の一人「サイアム・ビスト」の手に渡る
  • 地球連邦(統一政府)反対主義者のテロとされたが、首謀者はトップの座を狙う首相の息子
  • この事件はテロ組織撲滅を名目に地球連邦の権限が一層強化されるきっかけとなった

サイアム・ビスト

  • 「ラプラスの箱」を得たサイアム・ビストは裏社会でのし上がった後、U.C.0010頃から連邦政府に取り入り、アナハイム・エレクトロニクス社を急成長させ、ビスト財団を誕生させる。サイアム・ビスト
  • 声を当てている永井一郎氏(2013年没)は前撮り収録していたためガンダムUC ep.7(2014年公開)が遺作の一つとなった。

U.C.0022 地球連邦「地球上の紛争のすべての消滅」宣言

地球連邦(軍)が事実上唯一の統治機関として君臨。官僚主義化が始まる。

ポイント!

  • 棄民政策によって過酷な開発環境で暮らす宇宙移民者(スペースノイド)に対して、政治家層・富裕層を抱える地球連邦政府は生活環境が安定している地球から統治・圧政を敷く事になり、両者の対立が進んでいく。

check!

  • 地球連邦はU.C.0218のコロニー独立戦争による解体まで約200年君臨する。
    腐りながらも何があろうと連邦は存続していく。
  • つまり宇宙世紀は結果として、過激な革新組織に比べたら、腐敗した旧守体制の方がまだマシという物語をずっと繰り返しているとも言える訳です。

U.C.0057 サイド3独立宣言にてジオン共和国樹立

こうした機運の中、地球から最も遠いスペースコロニー「サイド3」ムンゾ自治共和国にて『宇宙に進出した人類の革新』を謳う活動家「ジオン・ズム・ダイクン」が地球連邦からの独立を宣言。

ポイント!

  • 宣言したものの自治権は与えられず、これを巡って地球連邦との争いが続く中、U.C.0068 演説中にダイクンが死亡。ジオン・ズム・ダイクン
  • タカ派であるザビ家の暗殺と目されたが、ただの過労死とする説もある

宇宙世紀 0069.08.15 「ジオン公国」誕生

側近のデギン・ソド・ザビはダイクンの死亡後台頭、ダイクン派を一掃。共和制から君主制に移行して公王を名乗り、完全独立のため地球連邦との開戦準備を進めていく。

U.C.0069 ミノフスキー粒子発見

レーダー妨害機能のみならず、核融合炉になったり戦艦が空を浮いたり、ビームの刃同士でチャンバラが出来たりするなど、ガンダム世界の不思議(矛盾点)は大体これで説明がつくと言われる「ミノフスキー粒子」(ミノ粉)が発見される。

ポイント!

  • 発見したミノフスキー博士はデギン公王の旧知の知り合いだったため、ミノフスキー技術についてはジオン側に一日の長があった
  • U.C.0072 ミノフスキー博士はジオンの軍国主義化を嫌って地球連邦に亡命。連邦にも技術が伝わる
  • U.C.0073 ミノフスキー粒子散布によりレーダーが攪乱される事から有視界戦闘を想定した機動兵器「モビルスーツ(MS)」の開発にジオンが着手する

U.C.0075.05 初の実戦型MS「MS-05 ザクI」完成

U.C.0073 新型兵器の開発開始から翌年のザクI試作機完成を経て、U.C.0075で実戦型MS「ザクI」をロールアウト。ジオンはMSの量産体制を強化。
ムサイ級・グワジン級・ザンジバル級の戦艦も就役し、開戦への機運が高まる。

ポイント

  • U.C. 0078.01にはMS-06C「ザクII」の量産を開始。
  • 一方連邦も0078.03からMSの開発を開始。

check!

  • 映画「機動戦士ガンダム The Origin」では最初のモビルスーツ「MS-01 クラブマン」からいかにしてザクに進化したかが描かれている。

宇宙世紀 0079.01.03
ジオン公国独立宣言、一年戦争勃発

ここから少し細かく出来事を追っていきます。

01.04 ブリティッシュ作戦開始
ジオンは宣戦布告と同時に、連邦側についた敵対スペースコロニーを強襲。
サイド2の8番コロニー「アイランド・イフィッシュ」の住民を非人道兵器(毒ガス)で虐殺し、コロニーを地球落下軌道コースに乗せる

01.10 コロニー落とし
「ブリティッシュ作戦」により地球にコロニーが衝突。
開戦から1週間で総人口の25%にあたる30億人が死亡(一週間戦争)。

コロニー落とし

  • 質量兵器としての隕石攻撃はSFでは定番だが、スペースノイドにとって母なる大地であるコロニーを落とす事は、単純に隕石などを落下させるよりもその禁忌度が高い。
    が、中が空洞のコロニーがどれほど質量兵器として成立するのかは疑問視される事もある。
    (ZZで落とされたコロニーは街一つを吹き飛ばす程度の被害しかなかったが、これはさすがに被害が少なすぎる。)
  • 質量的なヤバさで言えば「逆シャア」の小惑星5thルナ落着や小惑星アクシズ落下が比べ物にならないレベルでマジヤバい。
  • 「機動新世紀ガンダムX」では、独立を求め連邦政府に反抗する宇宙革命軍が約40基のコロニーを地球に落着させ、100億の人口が1億人まで減少した。もうヤケクソ気味である。コロニー落とし

01.11 サイド6は中立コロニーを宣言。
このためジオンは再度のコロニー落としをするためにサイド5を狙わざるを得なくなった。

サイド6

  • 初代から中立コロニーとして、「ガンダム0080 ポケットの中の戦争」など他のガンダム作品にも登場。
    コロニー内では戦闘、補給、修理等一切の軍事行為が禁止だが撃っちゃうんだなぁ、これが。
  • 中立を謳いながらも連邦支配下のため、秘密裏に連邦のMS開発施設があったり部隊が駐留している。
    また、ジオンのニュータイプ研究所(フラガナン機関)も存在する。

01.15 ルウム戦役
再度のコロニー落としを狙ったジオンはサイド5「ルウム」にて連邦軍艦隊と激突。宇宙初の艦隊決戦となった。
機動力で勝る新兵器MSによって優位に立ったジオンが連邦軍を圧倒。「黒い三連星」が逃走中の連邦軍のレビル将軍を捕獲する。

早期の戦争終結を狙ったジオンは有利な条件を提示しての休戦協定を申し出るが、01.29にレビル将軍が救出された事でその狙いは崩れる。

泥沼の一年戦争本番へ。

「機動戦士ガンダム MS IGLOO(イグルー) 1年戦争秘録」

全編フル3DCGで一年戦争初期から終戦までジオン公国軍第603技術試験隊、オリヴァー・マイ技術中尉の視点から描いたオムニバス作品。

続編に「機動戦士ガンダム MS IGLOO ー黙示録0079ー」があり、こちらも603技術試験隊の物語となる。
第三期の「重力戦線」では地球連邦軍「第44機械化混成連隊」がモビルスーツという未知の兵器によって苦境に立たされ、立ち向かう姿が描かれた。

check!

  • 第一話ではジオン軍のピークとも言えるルウム戦役前後の出来事がジオン視点で描かれている。また、他の話もストイックかつ泥臭いが刺さる人には刺さるオムニバス作品が揃っている。IGLOO
  • 「IGLOO」では、新兵器であるMSの存在を秘匿するための隠れ蓑にされた上に戦果を期待されていなかった超々射程プラズマビーム砲「ヨルムンガンド」や、ガンダムを上回る推進力を持ちながら出力全開にすると空中分解するMS「ヅダ」など、歴史の本流に乗れなかった兵器に携わる人々の生き様が描かれ、監督をして「挫折するプロジェクトX」と言わしめた。ヨルムンガンド砲

BGM「機動戦」はたまにTVでも使われていますね

01.31 南極条約締結
戦争を継続するにあたって核兵器・生物化学(BC)兵器など非人道兵器の使用禁止や捕虜に対する人道的扱いなどを盛り込んだ南極条約が締結される。

check!

  • 一見するとジオンが結ぶ必要は無さそうな条約であるが、連邦はコロニー落としを恐れ、ジオンは(密閉した)コロニーへのBC攻撃を恐れたため、その交換条約、駆け引きが働いたとされる。
  • ガンダムUCでフル・フロンタルが「国際法の適応も期待できないとなれば臆病にもなる」と言及した中の「国際法」はこの南極条約を指すが、本来南極条約は一年戦争終了にて失効している。
    ただし「ジオン共和国」との失効であり「ジオン公国」とは継続中であるという意見もあり、その後も不文律的に扱われている。
  • 明確に南極条約違反が認められるのはマ・クベ大佐の水爆ミサイル射出(使用)のみ。
    水爆よりはるかにヤバい「生物化学兵器アスタロス」や核バズーカを装備したガンダム試作2号機「サイサリス」などは大人の事情で違反とされていない。

03.02 ジオン軍、オデッサ鉱山基地占領
マ・クベ大佐(オリジンでは中将)により、侵攻拠点となるオデッサを制圧。地球降下作戦の目的の一つである地下資源の確保に成功。(コロニーには地下資源が存在しないため)
ちなみにオデッサはウクライナの南部。この辺。

以降、ジオン軍は東欧・西アジアを完全に制圧。
北米のキャリフォルニア・ベースも占領するものの次第に戦線は膠着し、連邦軍基地がある南米のジャブローには届かず。

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  • 骨董品好きの小悪党と思われがちなマ・クベ大佐だが、これまで開発者独自の設計がなされてきたジオンの各MSを、共通の部品を使う事でコストと生産力とメンテナンス性を上げ、それに伴い操縦を共通化してパイロットの均一化を図る「統合整備計画」を完成させた事は特筆に値する。
  • マ・クベ大佐がいなければ一年戦争後、ジオン残党軍は高コストなMSを維持・運用できなかったかもしれない。ジオン残党軍

U.C.0079 09.18 サイド7ノアの1バンチ「グリーンノア」コロニーにジオン軍侵攻

プロジェクト名「V作戦」によってサイド7で極秘に建造されていた連邦軍のMSと、シャア・アズナブル少佐率いる偵察部隊との間で史上初のMS同士の戦闘が発生。コロニー配置

U.C.0079 「機動戦士ガンダム」

連邦軍技術士官テム・レイの息子アムロ・レイがサイド7から地球へ、そして最終決戦となった宇宙要塞ア・バオア・クーまで、宿敵シャア・アズナブルを始めとした様々な人々との出会いと別れ、戦いを経て大人として、また「人類の革新」であるニュータイプとして成長していく姿を描く。通称「初代」「ファースト」。

また艦長ブライト・ノアらの恋愛模様、敵味方に分かれることになったシャアとセイラのエピソードや、ランバ・ラルや黒い三連星など個性的なライバルの登場、なにより今までの「ロボットアニメ」では描かれる事が少なかった「戦争に加担する民間のスパイや敵軍の庇護の元で生きる民間人、戦争を憎む元軍人」といった、主人公とその周囲の「ヒーロー」だけでなく市井の人々にも触れている事が大きな特徴といえる。機動戦士ガンダム

ロボの合体・変形といった要素を(極力)排除したり、一話使い切りの「やられメカ」ではなくザクやゲルググ、ジムといった「量産機」の概念にみられるような、(当時としては)リアル志向をロボットアニメに取り入れて、高年齢層の視聴に堪えうる作品となっている。この作品作りは後のロボットアニメに多大な影響を与えた。

ポイント

  • 史上初のMS同士の戦闘とはもちろん言うまでもなく初代ガンダムの第一話の事。
  • 「オリジン」ではこの戦い以前にガンキャノン最初期型とザクIでの戦闘が発生しているがパラレル扱い。
  • もともと「ニュータイプ」は素人のアムロがなぜこんなにも上手くMSを操縦出来るのか、を説明するためのフレーバーだったが今ではこんな事に。

check!

  • ア・バオア・クー戦が0080年に発生するなどTV版とは大きく展開が異なる小説版では、アムロはシャアと「ギレン討つべし」と和解した後、シャアの部下に撃たれ戦死している。
    その時に搭乗していたのがグレーを基調とした「RX-78-3 G-3ガンダム」。小説版は正史とされていないが一部設定ではTV版後半でマグネットコーティングを施したガンダムがG3ではないかとする説もある。G3ガンダム
  • TV版では玩具スポンサーの意向に従った「おもちゃ的」な部分を劇場版三部作ではリアリティを重視し、ガンタンクとGアーマーを編集で全カット。
    ハヤトは2機目のガンキャノンに搭乗、Gアーマーはコアブースターに変更されている。GアーマーTV版ではGアーマーを装甲代わりに突撃してビグ・ザムのバリアを突破、自身はコクピットを潰されるものの中に格納されていたガンダムで討つという対ビグ・ザム戦がスレッガー中尉の見せ場なのだが、Gアーマーの出番がカットされた事により、劇場版ではなんか流れでコアブースターでビグザム本体に特攻する形となり若干カタルシスに欠ける部分がある。Gアーマーちなみに「機動戦士ガンダム サンダーボルト」ではア・バオア・クーで内部にジムを格納したGアーマーがサイコミュ高機動試験用ザクと交戦。
    また、漫画「ジョニーライデンの帰還」では兵員輸送機として運用されている。
  • 22話で病に倒れるブライトを看病していたミライさんが、24話では何故かいつもの白いタイツを履いておらず生足に。この時病室に見舞いに来たミチルダさんのセリフが「思ったより元気そうね」と意味深で、「ナニしてたんだお前ら」と話題に。生足ミライさん多分、ただの着色ミスだとは思いますが。

10.04 地球攻撃司令官ガルマ・ザビ戦死
護衛のシャア少佐は戦死させた責任を取って左遷。
代わってライバルとして「ランバ・ラル」登場。アムロやホワイトベース隊に生き様を見せつけた。

check!

  • シャアは「坊やだからさ」の後、13話から25話まで退場。本来はスポンサーのウケが悪かったためこのままフェードアウトする予定だったが、視聴者の要望に応えて復活。
  • 原作小説ではこの左遷中に放浪した時に、ララァ・スンと出会っている

10.06 ガルマ・ザビの国葬。
「立てよ国民」のギレン・ザビ名演説。

ガルマ・ザビ

  • いわゆるお坊ちゃまキャラとしてシャアに謀られ壮絶な最期を遂げるが、武勲のためとはいえ地球方面軍司令でありながら前線で戦う気概を持ち合わせ(戦略的には疑問だが結果的には戦意高揚につながる面もある)、連邦本部が近い北米占領下の民衆と友好な関係を築いて統治しながら、名士たちの態度が面従腹背である事も承知しているなど、文武にバランスの取れた正しく聡明でカリスマ性の高い人物であったと言える。ガルマ・ザビその最期も「ジオン公国に栄光あれ!」と、昔の女の事をウダウダと言い出すどこかのネオジオン総帥と違って潔い。
  • 戦時では決して大成しない人物であろうが、ザビ家の権力闘争を考えるとジオン勝利での戦争終結後には必要な人物であったかもしれない。

U.C.0079 10.07 シロー・アマダ中尉、コジマ大隊第08MS小隊長に着任【08MS小隊】

U.C.0079 「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」

東南アジア戦線に配属となった理想に燃える連邦兵「シロー・アマダ」とジオンの名門貴族の娘にしてジオン軍に従事する「アイナ・サハリン」の「甘ちゃん」二人による「ロミオとジュリエット」的恋愛を盛り込みつつも、メカニックなどの描写についてはミリタリーテイストを濃く打ち出した作品。ニュータイプは登場しない。
通称「08(ゼロハチ)」、「08小隊」。08MS小隊

楽観的な性格と、過去の経験から「生き残る」事を重視するあまりの「自分が隊長である限り、誰も死なせない」発言などでベテラン兵に「甘ちゃん」と失笑されるシローであったが、死線を潜り抜ける内に仲間たちに認められていく。
そんな中アイナとの出会いはシローに「ジオン内通者」の嫌疑がかけられる原因となり、謹慎の身に。
謹慎中に仲間の少女ギギの村がジオン敗残兵に襲われたのを助けに行った事で嫌疑は晴れるが、軍規違反と天秤にかけられ部隊ごとラサ基地攻略戦送りにされる。

ラサ攻略戦ではアイナを助けるため、シローは連邦軍を「脱走」する。
アイナと共に、暴走する敵MA「アプサラスIII」を相打ちの形で撃破。その後、二人の姿は見つからなかった。

後に特別編「ラスト・リゾート」にて二人が人里離れた場所でひっそりと暮らしていた事が明かされた。

ポイント

  • 外伝ものに見られる「ジオン上げ、連邦下げ」を匂わせる部分もあるが、非道に見える連邦司令官も「軍人」視点で見れば真っ当であったりする。
  • 登場人物の年齢層は高め。
    主役のシローはコロニー落としに使われた「アイランド・イフィッシュ」出身で、ジオンによる毒ガス虐殺を目の前で目撃しており連邦軍の正義を絶対視していたが、アイナたちとの出会いで変化が訪れる。
    「反戦」より「厭戦」に近いがそういったシローの変化を楽しむ作品でもある。シローアマダ
  • 6話で監督が交代した事によりミリタリーテイストが減退した、と言われる事もあるが、一番ミリタリーしているのはOP。
    連邦軍側にスポットを当てた前半も面白いが、ジオン兵キャラの個性も描写する事でバトルにドラマ性を持たせている後半も面白いと思っている。
    前半はシローが認められるまでの「気ままな小隊」であり、後半はロミジュリ展開を踏まえてギスギスした空気が漂っておりその違いもまた評価を分ける事になったのだろう。
  • BD-メモリアルBOX発売を記念して新作ショートアニメ「三次元の戦い」が製作された。9話の降下作戦中に登場予定だったグフフライトタイプとの闘いを描く。
    どうしてジオン星人はこんなにもグフを飛ばせたがるのか。

check!

  • 陸戦型ガンダムの登場や、初代では後半に登場するはずのジムがこの時期に多数配備されていた事のつじつま合わせに苦慮したとの談(陸戦型ジムは名前は同じだがいわゆる普通のジムとは生産ラインが違う設定)
  • 8話で登場するザクはJ型の改良版のJC型で、コクピットハッチが通常のスライドタイプではなく装甲跳ね上げ式になっている。
    物語の都合上、左胸部分がスライドして乗り込み右胸側に回って着座する通常のザクだとコクピットに直接ロケットランチャーを打ち込めないため、この形に変更されたと思われる。
    「∀ガンダム」に登場する「ボルジャーノン」(ザク)もこの跳ね上げ式のJC型である。ザクJC型
  • グフ・カスタムが異常に格好いい。ランバ・ラルに続き「ノリス・パッカード」という名パイロットを経て、グフは「いぶし銀のエースパイロットが駆る重厚な機体」という地位を得た。グフカスタム
  • しかし、正確に言うといぶし銀というより「分の悪い勝負を引き受けざるを得ない中間管理職」という気がしないでもない。ラルもノリスも。
  • 敵弾をひらりと躱したり拘束をテールキックで脱出するあたりの、宇宙世紀のロボらしからぬ動きを見るにシローは多分ガンダムファイター。EZ-8

11.06~09 オデッサ作戦
10月から連邦軍の反撃が始まり、欧州のほとんどを奪還する。
拠点であるオデッサ陥落によってジオン軍は宇宙へと撤退していく。

11月下旬 ジオンのラサ鉱山基地を連邦軍が奪還、占領【08MS小隊最終話】
オデッサ陥落により宇宙へ撤退するジオン軍とイーサン・ライヤー大佐が指揮する連邦軍の間で戦闘が勃発。
奪還したラサには地球連邦の首都が置かれたが、後のU.C.0093に小惑星5thルナが落着、壊滅した【逆襲のシャア】

12.24 ソロモン攻略戦
MAビグ・ザムの攻撃によって連邦軍ティアンム提督戦死。
ジオン公国軍ドズル・ザビ中将戦死。

U.C.0079 12.25 サイド6でRX-78 NT1とザクII改が交戦し、バーナード・ワイズマン伍長戦死【ポケットの中の戦争】

U.C.0079 「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」

ジオン兵バーニィを兄と慕う少年アルの成長物語。通称「ポケ戦」。
ニュータイプ専用に開発されたガンダム「NT-1(通称アレックス)」を始めとしてジムスナイパーIIやケンプファー、ハイゴッグなど人気の高いMSが登場するが、MS戦は少なめであくまで人間ドラマを中心とした脚本となっており、いわゆるニュータイプは登場しない。ポケットの中の戦争

ポイント

  • 連邦のテストパイロット、クリスが乗るアレックス(RX-78 NT-1)はニュータイプ専用に調整され、アムロ・レイが受領する予定だった機体。
  • 開発は0079年8月からで、アムロの存在を聞きつけ実働データをフィードバック。14年後にロールアウトするνガンダムの1.8倍近い推力を持つ化け物MSが出来上がったが、テストパイロットのクリスでは全く使いこなせていない。
    後にティターンズの手に渡り、強化人間の試験機として使用される事になる。
  • 当初、ジムやザクなどのMSは、「初代ガンダム時代の作画・デザイン技術では描けなかったディテールを表現した同じ機体」だったが、後付けでバリエーション機体と設定され、別機種扱いとなった。
  • 少年アルが当初思い描いていた勇ましく心躍る「戦争」は友人を永遠に奪った憎むべき「戦争」へと変わり、その憎むべきものが戦争終結によりいなくなった事で彼はラストシーンでむせび泣く。
    セリフ回し自体はステレオタイプな傾向がみられるが「戦争」というものをもう一度問いかけなおしている。

check!

  • 今でこそ「まだ一年戦争(宇宙世紀)にすがるのか」と言われる外伝ものであるが、「ZZ」放映後の89年当時としては「一年戦争という古い題材でも面白いものが作れる」というコンセプトであった事は容易に予想がつく。
  • 5話のサブタイトルにもなっている「嘘だといってよ、バーニィ」は他キャラの名前に変えてネットミーム化しているが、本編ではこのセリフは登場していない(「嘘だ!(中略)嘘をついているんだ」とアルが叫んでいるシーンはある)
  • 少年アルを演じた89年当時12歳の浪川大輔は、ポケ戦DVD発売時(99年)とBD-BOX発売時(2017年)のCMでそれぞれ「忘れないよ、バーニィ」「忘れてないよ、バーニィ」とナレーションを当てて涙を誘った。ポケットの中の戦争
  • そのアルは非公式ながら、ことぶきつかさ著「デイアフタートゥモロー カイ・シデンのレポート」にて「ポケットの中の戦争」という書籍を出版しており、作家またはルポライターとして暮らしているのかもしない。
  • 小説版では結末が変更されている。

U.C.0079 12.31 08:10 ア・バオア・クー攻略戦開始

  • 09:25 ギレン・ザビ総帥戦死
  • 時間不明 ジオン公国宇宙攻撃軍エギーユ・デラーズ大佐、配下の艦隊(後のデラーズ・フリート)を率いて戦域離脱。
  • 12:15 ア・バオア・クー陥落
  • 18:00 ジオン共和国臨時政府が終戦協定を申し出る。

ジオング整備士

  • 「あんなの飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ」(足なんて飾りです)というセリフ一発で宇宙世紀に名前を残す事になった名無しの整備兵。ジオング整備兵士未完成なジオングを見て搭乗をごね始めたシャアを上手く丸め込んで戦場に送り出した有能な人だが、サイコミュ搭載の新型機の整備士ともなればかなり上位の整備兵であると考えられる。
  • 結構失礼な事も言っているが、シャアはそういうごまをすらないタイプが好きそう。

宇宙世紀 0080.01.01 一年戦争終結

01.01 15:00、月のグラナダ基地にて講和条約締結。連邦軍は戦後処理、軍再編、反連邦ゲリラ組織の掃討に追われることになる。
シャア・アズナブルは敗残兵をまとめ、グワジン級戦艦にてアクシズへ向かっている。

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