ゆーいちです、今回は真鍮線で補強します!
- タミヤ カッターのこII(HANDY CRAFT SAW)
- ハセガワ けがき針
- 0.1mm真鍮線
- ピンバイス(1.0/2.0/3.0mm)
- Mr.JUST ハケ塗り瞬着
- タミヤ 硬化促進剤 瞬間接着剤用
- ガイアノーツ 瞬間カラーパテ(サーフェイサーグレー)
- 真鍮線折り曲げ用ラジオペンチ
- 真鍮線切断用ニッパー
ルックスはイケメンだッ!
妻が素組、撮影したHGUCジム・クゥエルです。
左手の銃の握り手(ライフルは1丁)がついているため別のキットから銃を持ってくれば二丁拳銃が可能というレアキットです。
そしてジム系で一、二を争うイケメンです(個人的見解)
上半身に対してふくらはぎから下が太目というプロポーションから、同じ0083の機体であるジムカスタムのスマートな下半身を移植してバランスをとる、という方法が良くとられているキットですね。
それはともかく、問題は武器を持つこの右手(左手も)。
よくある指側と手の甲側の2パーツ構成ですが、
なな
原因は、このライフルのお尻にある弾倉部。このマガジンが前腕と干渉し、テコの原理で銃の持ち手を胴体方向に引き寄せ、結果、指の部分が外れてすっ飛んでいく訳です。
じゃあ手首に角度付けてみよう
解決方法としては手首を伸ばす方法もあるかと思いますが、今回は手首に角度をつけてみる方法を取ります。
実は私もこの加工を実際にするのは初めてです。
「いや、こんなんすぐ出来るっしょ」と思いつつ一度もした事がないエアプです。よくある事です。
で、手首の根元からタミヤのカッターのこで切断。
ABS製ですが特に問題なく切断できます。
最初は切る場所がズレないように軽めに刃でけがいて溝をつけてから本切りに移るのは実際のノコギリと同じですね。
切断したパーツに「けがき針」で中心に印をつけます。
次で使うピンバイスドリルがズレないように窪み穴をあけてドリル先端の「当て」を作ります。
針でドリルの先端が乗る程度のくぼみをつけたらピンバイスで掘っていきます。ドリルの径は0.1mmで。
ピンバイスやけがき針は近所の本屋の模型コーナー閉店セールで安かったのを買ってきたのでなんでもいいと思います。
手首側とボール、双方に3mm程度の深さの穴を掘って、真鍮線を「真鍮線切断用の」ニッパーで1cmにカットして接続。普通のニッパーで切ったら刃が欠けます。
一旦まっすぐな真鍮線を差し込んでみた所。口径は丁度良さそうです。
一度取り出した真鍮線をラジオペンチで曲げて挿し直した状態がこれ。
ラジオペンチ2本か固定用の万力があれば、切断した後の短い真鍮線も簡単に曲げられますが、1本しかなければ切断しない長いままのを曲げる方法もあります。
もっと太くていいのかよ
手首はABS製なので瞬間接着剤自体はくっつきませんが、軸が太くなる(と思うので)抜けにくくなるかと思い接着しています。
タミヤマークの小瓶は「事前にパーツに塗っておく事で瞬間接着剤の硬化を早める」硬化促進剤です。ハケで塗ると一瞬で乾く(乾いたように見える)のでその後に瞬着を塗っても効果の実感があまり湧かないですが、瞬着塗った後にこれを塗ると速攻固まるので多分大丈夫です(ただしモロに白化します。あとハケで塗るので表面が荒れます)。
同じような促進剤で瞬間硬化スプレーというアイテムはありますが、あれ臭いんですよね、愛好者は多いようですが。
で、隙間を最近お気に入りの瞬間カラーパテ(グレー)で埋めてキットに付けてみたのがのがこれ。
未塗装です。
きっちり手首に角度が付いているのでこれなら銃が干渉せず、右手が吹っ飛ぶこともなさそうです。
プラモ化を想定していない銃のデザインだったのでこうなってしまったんでしょうかね。
ゆーいち
なな
そっちに合わせるんかい。
女性の目だと男性体型に対してまた違う視点があるのかもしれません。